塗装業の志望動機の例文

塗装業の志望動機
建築物の外壁等に塗装を施す職人のことを塗装工といいます。住宅・マンション・ビルなどのほか、橋梁・高速道路・鉄塔などの塗装も担当します。また、補修工事のときは、塗装の前に高圧噴流で塗装面全体を洗浄するという作業も行います。
塗装工の仕事は、重労働を伴う男の仕事です。20kgもある塗料の缶を、地上から作業を行う高所の足場にまで運び上げなければなりません。天井面の塗装では、ローラーや刷毛を長時間捧げ持って作業しなければなりません。腕や肩の力がないと、すぐに疲れてしまいます。また、足場の組み立て・解体を鳶職などに任せず、自分たちで行うことも珍しくありません。
このような重労働をこなしながら、塗装作業には丁寧で緻密な仕事が求められます。従って、体力だけでなく、丁寧な作業を長時間にわたり根をつめて行える根気強さも必要です。志望動機では、ひとつの仕事に没頭できる性格や集中力があることをアピールしましょう。また、塗装が綺麗に仕上がったときの達成感は格別だといわれます。そのような仕事の醍醐味や遣り甲斐を志望動機としても良いでしょう。そして、修行を積んで独立し、自分の塗装店を開業するという将来ビジョンを示すことができれば、なお結構です。

【塗装工の志望動機例文】

自分はデスクワークよりも、体を使って働くことが向いていると思います。特に、ひとつの作業に長時間没頭し、形のあるものを丁寧に作り上げる仕事が好きです。運動部の部室の建物が台風で破損したときに、大勢で手分けして修理しましたが、立派に完成したときの喜びは忘れられません。そのような手応えのある仕事がしたいと思い、貴社の求人に応募させていただきました。将来は独立して自分の塗装店を持てるよう、毎日真面目に仕事に励む覚悟です。どうぞよろしくお願いいたします。