栄養士の志望動機の例文と書き方
栄養士と管理栄養士に分けて志望動機の例文を紹介します。まず、栄養士の職域は大変広範囲に渡りますが、代表的な職場としては、保育所・老人ホームなどのほか、外食産業・食品メーカーなどの企業を挙げることができます。企業志望の場合は、社員としての会社への貢献を意識した志望動機を書きましょう。
●栄養士として食品メーカー志望の場合
私は、大学進学でひとり暮らしを始めて以来、貴社のカロリー□□□を愛用するようになりました。外食や簡単な自炊で栄養の偏りが気になった日には、サプリよりも簡単に不足している栄養を補うことができるので助かります。今では、外出中に食事ができない場合を考えて、いつもバッグの中に1箱入れております。貴社におかれましては、菓子類の場合も栄養成分に配慮した商品が多いように拝察いたします。私は、そのような健康的な食品の開発に従事させていただき、いずれはカロリー□□□に劣らぬ名品の開発に参加したいと願って応募させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
管理栄養士のもっとも代表的な職域としては、病院食や学校給食の調製を挙げることができます。病院食は治療目的、学校給食も健康管理が目的ですから、その職責は重大です。仕事に携わる使命感、食事を提供する人々への責任の重さ、あるいは思いやり、という視点から志望動機を書いてみましょう。
●管理栄養士として学校栄養職員志望の場合
私は、小中学生のころに、嫌いな給食をよく残したことを記憶しています。予算面のことなども含めて、学校給食の献立を作ることはむずかしい仕事だと思いますが、生徒たちに栄養満点の給食をおいしく食べてもらいたいと思い、あえて学校栄養職員を志望いたしました。私は子供好きな性格で、近所の子供たちの中に仲良しの子が何人もいます。貴校の生徒たちとも気軽にお話をして、生徒たちの嗜好や希望をよく聞き、毎日完食の給食をめざしてがんばりたいと思います。また、アレルギーのある生徒に対しては、他の生徒たちと一緒に楽しく給食時間が過ごせるよう、細かな配慮をして献立を考えたいと思います。