住宅メーカーの志望動機の例文

住宅メーカーの志望動機の例文
【営業職の志望動機例文】

 私は、住宅メーカーの営業職について次のように考えています。まず、住まいづくりは、多くのお客様にとって、今後の人生と家族の幸せを左右する重大な出来事です。特に、初めて自分の家を建てる人にとっては、長年の夢を実現させることですから、その仕事を請け負う住宅メーカーの道義的責任はとても重いと言えます。また、住宅メーカーは、建物の設計と建設だけでなく、安心して住める住宅用地の取得にも責任をもつべきだと思いますし、住宅ローンや相続・税金などに関しても適切なアドバイスと手続きのサポートをしなければなりません。このように住宅メーカーの営業職はお客様に対する責任が大変重く、社会的にも意義のある仕事だと思います。
 私は、多くのお客様とのコミュニケーションを大切にし、お客様から信頼され心から喜んでもらえる仕事がしたいと思っておりましたので、住宅メーカーの営業職を志望いたしました。貴社におかれては、以上のような社会的責務に応えられる堅実な経営方針と誠実な社風を堅持されている上、お客様のニーズに的確に応えられる営業体制や生産体制が確立されていると拝察いたします。貴社への入社がかなえば、自分の仕事に誇りをもって日々の業務に邁進することができると確信し、新卒採用への応募を決心いたしました。

【技術職の志望動機例文】

 建物は、人間の寿命よりも長い時間に耐えて地上にしっかりと立っています。そういう建物を自分で設計したくて建築学科に進学しました。しかし、建築の歴史と人間との関わりを学ぶうちに、人が暮らす住宅のほうが、モニュメントとして残る建造物よりも面白いと思うようになり、住宅メーカーへの就職を決めました。
 貴社の住宅の建設現場を何度も見学させていただき、施工を開始してから設計変更が多いことに驚きました。設計を詰める段階でのお客様との打ち合わせが不十分なのではと思いましたが、現場監督や設計者の方に伺うと随分念入りな打ち合わせと検討を重ねても、お客様からの設計変更の注文は珍しくないということでした。それだけ、お客様の家へのこだわりが強いということなのでしょう。家づくりへのお客様の真剣な思いを大切にする社員の皆様の姿勢に、深く感銘を受けました。
 人が暮らす住まいというものは、住む人、設計する人、建てる人、それぞれの思いがひとつになって完成するものだということを実感しました。そういう住まいづくりを実践されている貴社こそ自分の求めていた仕事場だと思い、貴社への応募を決心いたしました。