建築士の志望動機の例文

建築士の志望動機の例文
大学院・建築学専攻修了、一級建築士免許取得済という設定で、建設会社の新卒採用に応募する場合の志望動機例文を紹介します。
一級建築士は建設業の数ある資格の中でも最上級の資格です。面倒で難しいスペシャリストの資格を取得して建設業を目指した以上、仕事で実現したい夢を持っているはずです。「あなたの夢は何ですか?」と訊かれたつもりで、肩肘張らず、素直な気持ちで、会社でやりたい仕事や将来の希望を具体的に志望動機として書きましょう。できない、ありえない、この会社ではやってない、そんなことを心配する必要はありません。人生設計やキャリアプランを質問されているのではありませんから。
なお、志望企業を選んだ理由も、簡単に書き添えておきましょう。

【建築士の志望動機例文】新卒採用の場合

高校生のときに、自宅の新築工事を建築士の叔父が引き受けてくれまして、現場で指図している叔父の姿や両親と相談している様子を見て、建築士の仕事に憧れました。建設会社のPRで、よく「大きな仕事」、「地図に残る仕事」という言葉を目にしましたが、そのようなビッグプロジェクトは、今の私には今ひとつ実感が湧きません。それよりも、ヒューマンスケールの住宅の設計に関心があります。人がほっとできる空間、のびのびと生活できる場を、住む人たちの顔を思い浮かべながら設計することができれば、と思っています。その点、貴社は、「大きな仕事」だけでなく、個人の邸宅や小さなショップでも、多くの優れた実績を挙げていらっしゃることを建築雑誌などでよく拝見しました。私の小さな夢を、貴社で実現させていただきたいと思い、応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。