エンジニアの志望動機の例文と書き方
ここで言うエンジニアとは、エンジニアリング(工学)の領域における専門的な技術・知識をもつ技術者のことです。その領域は実に広く、あらゆるメーカーの製造・研究開発分野に活躍の場があります。
エンジニアはつねに最新の技術や研究成果に関心を持ち、世界の技術開発の動向に目を光らせていなければなりません。学生のときに学んだ世界標準の技術や規格はまたたく間に古くなって、新しいテクノロジーやスタンダードに取って代わられます。エンジニアとしてつねに第一線で仕事をしてゆくためには、日頃から不断の学習が必要です。
従って、どのような業種であろうとエンジニアとして就職を希望し、志望動機を書く場合は、その企業が最新技術の導入やその開発に熱心であることなどを会社選択の理由とし、併せて、自らも会社の発展に貢献できるよう最新の技術情報に敏感でありたいとするPRを主張しましょう。ただし、あくまでも会社の発展が最優先であり、会社に従って自らも進化するという構図である点に注意してください。
●エンジニアの志望動機・海水淡水化技術の場合
私は大学院で海水淡水化プラントに適したろ過膜の研究に携わっております。先年の世界水フォーラムにおいて貴社が公表された□□□□逆浸透膜の優秀さに驚愕し、以来貴社の動向に深い関心を持ってまいりました。そして昨年末、□□□□プロジェクトの発表を聞くに及び、ぜひ私も当該プロジェクトの研究員として開発に与らせていただきたいと思い、応募いたしました。院における研究成果はいまだ不完全なものですが、これまでに得られた知見をもって、貴社の開発グループの末席にお加えいただけましたら幸いと存じます。