保険会社の志望動機

保険会社の志望動機
保険会社にも様々な職種の社員が勤務していますが、その営業内容が顧客の経済的な安心・安全を保障する各種保険の販売である以上、保険によって顧客の生活設計や事業発展に貢献することにやりがいを感じる、といった業種選定の動機を明確にしておきましょう。保険会社は、保険業法という専門の法律によって公の規制と監督を受ける特殊な業種であり、その特殊性の根源は、国民生活の安定と国民経済の健全な発展に資することを目的とするという公共性にあります。そのような公共的な業務に携わる者として、単なる利益志向ではない公共意識や使命感を持っていることが、大切な心構えあるいは重要な適性のひとつと見なされます。保険会社の志望動機では、この業種選定の動機がもっとも重要であり、数ある保険会社の中からなぜ志望企業を選択したかということは、次善の訴求点ということになります。
また、保険会社においては、高度な専門知識やそれに基づく公的資格が必要とされる職種分野があります。そのような専門職志向やプロ志向を明確に主張することは、仕事への本気度を感じさせ、保険会社の志望動機では大きな魅力となります。

生命保険会社志望の場合

少子高齢化が進んで公的な保険制度の信頼が揺らいでいる現在、生命保険への社会的な期待とそのカバーする保障領域は、かつてないほど拡大していると思います。そして、この傾向は今後も変わらずに推移していくものと推察します。私は、現在、法学ゼミで保険業法を専門的に学んでおりますが、そこで得た知識を拠りどころとして、御社における実務によって研鑽を積ませていただき、社会的に大きな意義のある保険の仕事でプロフェッショナルとして活躍させていただきたいと願っております。また、御社におけるファイナンシャルプランナーの重用には大変に共感を覚えました。私も、御社にてFP資格の取得を目指し、いずれはひとり立ちできるほどのFPになりたいと考えております。