大学の志望動機の例文

大学の志望動機の例文
大学に提出する志望動機では、その大学に進学する目的とその大学を選んだ理由を具体的に書きましょう。漠然とした理由では、大学で学ぶことへの本気度が疑われかねません。また、一般入試の合否自体は、通常、学力試験の成績がもっとも重視されるようですが、合否のボーダーライン上にある場合は、志望動機が評価の鍵になる可能性もないとは言えません。

大学の志望動機例文 就職をテーマとして(1)

私は建築家を目指しています。卒業後は優秀な建築設計事務所か建設会社に勤務し、いずれは独立したいと考えています。貴校の建築学科を志望いたしましたのは、優秀な建築家を多数輩出してきた実績があることと、尊敬する□□□先生がいらっしゃるからです。先生のゼミに参加して直接ご指導を仰ぎ、一流の建築家になれるよう頑張りたいと思っています。

大学の志望動機の例文 就職をテーマとして(2)

御校を志望した最大の理由は先輩方の就職先実績が大変素晴らしく、私が将来就きたいと考えている●●研究所へも、そのキャリアパスがしっかり見通せる環境にあると考えたからです。
私は大学で△△について深く学んでいきたいと考えています。そしてそのためには御校以上の大学はないと考えています。特に○○教授の授業は素晴らしいと聞いておりますし、その豊富な経験と知見から学ぶべき点は無限にあります。
勉学に励み、一流の研究者となれるよう頑張ります。

大学の志望動機の例文 部活動をテーマとして

私は小学生の頃からずっと陸上部に所属し、高校でも総体駅伝で全国2位という成績をおさめることができました。貴校の陸上部はこれまで数々の大会で素晴らしい実績を積み重ねており、コーチの○○先生の指導は厳しいながらも最新のスポーツ工学を基礎とした大変素晴らしいものであると、高校陸上部の監督からも聞いております。
私の陸上部での成績は現在伸び盛りの真っ最中です。○○コーチの指導を仰ぎ自分の持っているポテンシャルを最大限発揮させて頂きたいと考えております。勉学も陸上部での練習も必死に頑張る所存です。宜しくお願い致します。

大学の志望動機の例文 研究活動をテーマとして

私が○○大学を第一志望とした理由は、私の志望する環境や・再生可能エネルギー関連の最新の研究設備が整っているからです。これらの分野は日本ではまだまだ研究の歴史が浅く実績も積み重ねられていません。しかし、その一方で他国では国を挙げて風力発電や水力発電の高効率化を進めています。
当然これからの未来、日本でも再生エネルギーへの需要は高まると考えられますが現状では立ち遅れていると言わざるをえない状況であると思います。
私はそんな中、○○大学で精一杯研究実績を重ねることで日本の環境分野の発展に寄与することができるのではないかと考えています。将来、立派な研究者となるために必死で頑張ります。宜しくお願い致します。

大学の志望動機例文 大学生活をテーマとして

私は、将来の進路についてはまだ決めかねていますが、大学4年間ではっきりとした人生の目標をつかむ、それが進学の目的です。そのために、世界を自分の目で確かめ体験するために時間をかけて各地を旅してみたいと思っています。また、海外の提携大学への留学制度も利用させてもらいたいと考えています。貴校の進取の気風が、このような大学生活を可能にしてくれると期待して志望いたしました。

大学の志望動機の書き方

志望動機の書き方は具体的であればあるほど読む人に伝わりやすくなります。
・志望する動機
・志望することになったきっかけや理由
・将来やりたいと考えていること
・将来やりたいと考えていることを実現するために努力していること
・将来やりたいと考えていることと社会的な意義
といった項目を入れると不足なく志望動機を説明できます。
志望動機を書く際はその大学の書式に沿って書くことが前提です。一般的に400〜800字低度の文字数指定がありますから、その9割程度は書くようにします。8割を切るとやる気が薄い印象を与えかねません。また指定文字数内にまとめられているかどうかも評価のひとつなので、指定文字数を超えないよう注意しましょう。
書き終わったら必ず推敲します。誤字脱字はないか、言い回しに不自然なところはないか、文字数は適切かといった点をチェックしましょう。
志望動機書は志望動機が志望している学部や学科に合っているかどうかも重要なポイントです。志望学部や学科の講義内容をしっかり把握して、ずれがないかをよく見ておきましょう。
他の大学や学部と併願している場合でも、第一志望であると断言しておくことが大切です。入学したい熱意をしっかり伝えましょう。