印刷会社の志望動機

印刷会社の志望動機
印刷会社への就職では、学生の内に専門的な知識や技術を習得しておくと、大変有利になります。営業職の場合は、マーケティングやSP(セールスプロモーション)の理論と実習、さらにプレゼンテーションの方法論も学習しておけば、どのような印刷会社でもすぐに役立ちます。印刷・広告物の企画・制作が志望の場合は、最新の広告媒体やSPプランニングとツールの企画・制作方法を学ぶためにコピーライターやSPプランナーの養成講座を受講しておくと、そこでの作品が実績となって役立ちます。また、大手の印刷会社の場合は、紙媒体以外の印刷物(特殊樹脂製のフィルムや容器など)も重要な商品となっているため、高分子化学など先進の素材工学に精通している理工系の学生も歓迎されます。
ただし、印刷会社の社員にとって、それらの専門的な知識や技術はすべて美しい印刷物として結実しなければ意味がありません。従って、志望動機の第一として、美しい印刷物を自分の手で、自分の企画やアイデアで創り上げたい、という希望を明記しておいた方が好感を持たれると思います。

印刷会社・営業職志望の場合

私は、昨年の春からSP会社で企画・制作のアルバイトをしています。ショッピングセンターや百貨店のセールスイベント、野球場でのイベントの手伝いなど、大変貴重な体験をさせてもらいました。会場の設営やTシャツのようなプロモーショングッズの制作なども興味深いものでしたが、もっとも感心させられたのは、ポスターやパンフレット・リーフレットなど印刷物の制作です。企画にも参加させていただき、自分のイメージしたものが美しく印刷されたのを手にしたときは、感動しました。私の希望は、プリンティングディレクターとして自ら印刷物の企画・制作に参加し、お客様にも感動していただける作品をスタッフと一緒に創ることです。その実現のために頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。