管理職の志望動機の例文

管理職の志望動機の例文
民間企業における管理職の昇進・昇格試験の内、ここでは課長級の試験における志望動機の例文を紹介します。
志望動機では、なぜ管理職になりたいのか、管理職として何をしたいのかが問われると思われます。そこで、その設問に対する解答として志望動機をまとめるべきですが、その際に、一般に課長級管理職に求められる能力と看做されている「統率力」、「部下管理・育成能力」、「問題形成・解決能力」の重要性を意識した記述にしましょう。
【課長級昇進・昇格試験の志望動機例文①】家電メーカーの場合

私が当社への入社を希望したのは、□□□□の大ヒットがきっかけでした。以来、□□□□のような人々の生活スタイルまで変える力のある新製品の開発に携わることを目標としてまいりました。現在、私はその可能性のある新製品の開発を担当しております。この製品を世に送り出すためには、越えなければならないハードルが多数あります。それらをクリアするために優秀な開発スタッフをさらに確保・育成しなければなりません。また、私自身が多くのスタッフを統率してプロジェクトを遂行できる能力を持たなければならないと考えております。そのための必須条件としてこの度の試験に挑戦いたしました。

【課長級昇進・昇格試験の志望動機例文②】鉄道会社の場合

当社の大きな事業テーマは、沿線社会との共存共栄であり、具体的には、生活居住空間として利便性に富み、魅力ある街を創り出す沿線開発です。しかしながら、神奈川県内の大半の駅では、道路を含めた駅周辺の環境整備が遅れているため、新しい駅施設を建設しても生活居住空間としての魅力ある街並みの拡大が望めない状況です。私は、高齢者にも住みよい街づくりを行うためにも、神奈川県内の多くの駅では、自治体との連携による駅周辺環境の再構築が必要と考えています。また、大手ディベロッパーとの協力も必要であり、そのためにはスタッフを充実させ、交渉力を高めなければなりません。多くの人材を必要とするこの事業を推進し、自らも参画したいと思い、私は今回の試験に挑戦しました。