商品企画(食品)の志望動機の例文と書き方

商品企画(食品)の志望動機の例文と書き方
食品メーカーの商品企画は、とにかく食べる機会の多い職種です。料理研究家のように食べ過ぎを心配するほど多量に食す必要はないようですが、調査のために多くの製品を試食することや、たくさんの飲食店を回って実際に食事することが珍しくないようです。食と味への関心が高くなければ務まらない職種と言えます。
そこで、食品メーカーの商品企画を志望する場合の志望動機としては、まず、食に対する関心の高さをテーマに書いてみましょう。
●商品企画の志望動機例文・食品メーカーの場合①

私は、大学1年のときに外食産業でアルバイトをしたことから、料理や味覚というものについて関心を持つようになり、去年、調理師免許を取得いたしました。本気で調理師になる道を考えてそうしたわけではなく、あくまでも食と味への関心からでした。そして今、これまでに得た食に関する知見を役立て、新しい食の世界を開くような仕事がしたいと思い、貴社の商品企画を志望いたしました。

食品メーカーの商品企画担当は、営業、研究開発、マーケティングなどのセクションと協同で商品開発に当たり、しかもその発案者であるとともに開発チーム全体を調整する役目を担います。また、工場の製造現場とも緊密なコミュニケーションが必要になることも。従って、部署の異なる多くの社員ともフランクに協議でき、円滑に意思の疎通を図れる協調性やコミュニケーション能力なども必要です。その点から志望動機を書くこともできます。
●商品企画の志望動機例文・食品メーカーの場合②

私が貴社を志望いたしましたのは、企業研究の中で貴社の優れた商品開発力を知ったことがきっかけです。また、商品企画を選択いたしましたのは、商品開発に関係する各部門の方々を取りまとめることも重要な仕事であるという点で、自分の適職であると考えたからです。
私は、大学入学直後から総勢約150名のとても大きなスポーツサークルに所属してきました。2年生のときから同期メンバーの取りまとめ役となり、3年生からは形式的なものですが会長を任されるようになりました。ただし、それは私にリーダーシップがあるからではなく、先輩・後輩たちともフランクに話すことができ、練習日や合宿・コンパのときに多数の参加者を集めることが得意だったからだと思います。スポーツサークルでの経験がそのまま生かせるとは思いませんが、共同作業に当たる多くの方々の世話役としてでも働きたいと思い、商品企画を志望いたしました。