旅行代理店の志望動機の例文と書き方
旅行を商品とする旅行代理店の社員にとって、旅行好きであることは、経理などの一部専門職を除いて必須条件と言えるでしょう。ただし、旅行好きであることが担当業務と完全に一致する職種は、ツアーコンダクターとツアープランナーくらいのものかもしれません。
しかし、旅行好きにとってもっとも理想的なツアーコンダクターの場合でも、旅行代理店によっては専門職を置いていない会社が少なくありません。そのような会社では、営業職などで旅程管理主任者資格を持つ社員がツアーコンダクターを務める場合もありますが、ツアーコンダクター専門の派遣会社に依頼することが一般的です。従って、ツアーコンダクターとして働きたいのなら、旅行代理店よりも派遣会社に登録した方が確実ということになります。
あくまでも旅行代理店を志望する以上は、単に旅行好きだからではなく、なぜその旅行代理店を選択したのかということを、志望動機で明記すべきです。
【旅行代理店の志望動機例文】
私の希望は、ツアーコンダクターとして貴社に就職することです。すでに旅程管理主任者資格を取得いたしました。その際、派遣会社への登録も考えましたが、むしろ優れたツアー企画を立案・実行する総合力のある旅行代理店に就職して、そこでツアーコンダクターとしての実績を積んだ方が、将来、ツアープランナーとして自らツアーを企画し実施する夢の実現につながると思い、貴社への就職を決心したという次第です。先ずは、ツアーコンダクターとして多くのお客様のお世話に精励し、ツアー中になすべき業務のすべてを勉強したいと思います。貴社の一員として恥ずかしくない働きができるようがんばりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。