薬剤師の志望動機 例文
薬剤師を志望する薬学部の学生にとって、医薬の分業が進みつつあり、医療技術の高度化にともなう薬剤師の活躍の場も増えている現状は、一見して有利に推移しているように見えます。しかしながら、薬剤師の数が増加を続け、薬学部の数と定員も増加している現在、すでに薬剤師過剰の時代に入ったと見る向きもあるようです。病院や医薬品メーカー勤務の薬剤師を志望する学生は、今後、これまで以上に質で選ばれるむずかしい状況になりそうです。
【薬剤師の志望動機例文①】医薬品メーカー志望の場合
御社の□□□分野における従来の新薬開発のご実績と、現在進行中と伺っております○○○○○領域での新技術に関する研究開発のご努力に対しては、かねてより敬服いたしてまいりました。私は、大学で6年間培った薬剤師としての見識を活かせる場所は御社のみと信じ、微力ではございますが、御社の研究開発と生産のお役に立つことができるなら幸いと思い応募させていただきました。
【薬剤師の志望動機例文②】病院勤務志望の場合
調剤薬局を営む父を見て育った私は、当然、父の後を継ぐべきものと思い、薬学部に入学しました。しかし、在学中に医療現場の現状に関する多くの知見を得て、薬剤師の活躍できる領域が広がり続けていることを知り、進路を病院勤務へと切り替えました。貴院におかれましては、病棟薬剤師の設置を始めとして、最新医療の導入にともなう斬新な薬局改革を推進中と伺っています。新しい大きなフィールドで自分の薬剤師として道を着実に歩んで行きたいと思い、応募させていただきました。