アナウンサーの志望動機の例文と書き方
ここでは放送局のアナウンサー、いわゆる局アナの志望動機を取り扱います。アナウンサーの志望動機を書く場合にポイントとなるのは、まずアナウンサーという職種を選択した理由、次に志望局を選択した理由です。
●地方局のアナウンサー志望の場合
私は、貴局の人気番組「□□□□」をよく見ています。生活情報番組として、これまでにないタイプの楽しい番組なので気に入っております。そのおかげで、以前は思いもしなかったことなのですが、テレビが○○県の生活文化を一変させるかもしれないと思うようになりました。と言うと、まるで何十年も昔のことのようですが、今またそんな時代が訪れたように思います。アナログではなくデジタルであることと、インターネットに接続したことによるのかもしれません。私は、新しい影響力を持ったテレビで社会貢献ができる人材になりたいと思い、貴局のアナウンサーを志望いたしました。
●在京テレビ局のアナウンサー志望の場合
私は、中学生のときだったと記憶していますが、テレビで紹介される昔のニュースを見て、初めてアナウンサーになりたいと思いました。東海道新幹線の開通、東京オリンピック、大阪万国博覧会など、歴史的な貴重な映像といっしょに流れるアナウンサーの声。アナウンサーになってニュースを読めば、そのときの自分の声が何十年、もしかしたら何世紀も先の未来まで残るかもしれない。至って真面目に、そう思ったようです。そして今、私は、自分の声を本当に遠い未来まで残してくれるかもしれない放送局への入社を志望しています。ただし、声を残してほしいから志望したわけではありません。技術力が抜きん出て優れていることに魅力を感じたからです。放送の未来を切り拓く現場で仕事がしたい、心からそう願っています。