気象予報士の志望動機の例文

気象予報士の志望動機の例文
【気象予報士の志望動機例文①】
〈気象情報会社志望の場合〉

私は文系の学生ですが、近年の風水害の多さを見て気象に強い関心を持つようになり、独学で気候学を勉強してきました。東京周辺は河川管理と洪水対策が大変充実していると思いますが、地方では洪水や強風被害の多さが目立っています。日本各地で被害が発生し、そのたびに報道で「こんな凄い雨と風は初めて」といった地元住民の声をよく聞き、気候変動が確実に起きていることを実感します。それゆえ、貴社の気象情報サービスは、市民生活から企業の経済活動に至るまで、社会的なニーズが今後ますます増大するものと確信しております。
私は、社会的な意義のある仕事をしたいという思いから、人々を自然災害から守る仕事として気象情報会社への就職を決心しました。その分野のパイオニアとして高い先進性と実績をお持ちの貴社において、気象情報サービスの可能性をさらに広げる新しいサービスシステムの開発に携わることができましたら、この上ない幸せと存じます。

【気象予報士の志望動機例文②】
〈テレビ局志望の場合〉

私は、中学生のころからテレビ局の仕事がしたいという憧れを抱いてきました。その成り行きのまま、職種については特に具体的な目標を持たずに大学へ進学しましたが、貴局の番組で同窓の先輩である□□□□さんのご活躍を拝見してから、気象予報士を目指そうと決心しました。
天気予報などの気象情報は、もちろん社会的に必要とされる重要な番組だと思いますが、以前はニュース番組の付録のような印象をもっていました。しかし、□□さんの番組を見るようになってから、社会的な意義をはっきりと意識するようになりました。それは、私の祖母が□□さんを大変気に入り、「この人の説明は分かりやすくて、ためになる」と言ったことがきっかけでした。祖母は、天気予報で□□さんと会えるのを毎日楽しみにしています。気象予報士は単に情報を伝えるだけの仕事ではなく、その笑顔や言葉を毎日期待して待っている人たちが大勢いることに気づき、私は貴局の気象予報士になることを決心しました。