トリマーの志望動機の例文

トリマーの志望動機の例文
トリマーをめざす人の多くは、遠からず(多分20代の間に)独立して自分のショップを開店させたいと考えていることでしょう。今後もトリマーのニーズは増加し続けるでしょうし、飼い主の自宅や営業用ワゴン車の中を仕事場とする出張サービス専門のトリマーも増え、独立開業しやすい環境が整っていくことでしょう。しかし、そのためには、まず修行の場としてふさわしいショップや動物病院に就職したいものです。優れた就職先のオーナーや担当者は、まず、志望者の就職に対する本気度や仕事への熱意を知りたいと思うはずです。志望動機では、明確な将来ビジョンは無理でしょうが、どのようなトリマーになりたいのか、あるいはトリマーとして何をしたいのかということを真剣にアピールしましょう。
【トリマーの志望動機例文 ①】

私は、お客様のご注文をよく理解して、お客様にご満足いただけるカットが間違いなくできるようにと思い、トリマーの勉強に励んできました。しかし、今は、それだけでは不十分だと思っています。お客様に本当に喜んでいただくためには、自分の審美眼を磨いて、お客様の愛犬がもっとも可愛く見えるカットをご提案できるようにならなければと考えています。そこで、貴店で働かせていただけましたら、そのためのご指導と修行の機会に恵まれるに違いないと思い、このたび応募させていただきました。初心に戻ってトリマーの勉強に励みますので、何卒よろしくお願いいたします。

次に、雇われトリマーも独立開業のトリマーも、基本的に地域密着型の職業です。勤務先やトリマー本人の人気が出て評判が広まれば、遠くからでも客がクルマでやってくるようになるでしょうが、店舗営業である以上、同じ市街地エリア内の固定客を獲得することが経営を安定させるために必要不可欠です。従って、顧客の信頼を得ることが何よりも大切であり、飼い主およびその愛犬との信頼関係を築かなければなりません。そのために、技術やセンスも大切ですが、飼い主や犬とのコミュニケーションもまた大切です。飼い主と犬から信頼され好かれるトリマーになれるよう努力することをアピールしましょう。
【トリマーの志望動機例文 ②】

私は子供のころから動物好きでした。とりわけやさしい思いやりをもって人に接してくれる犬が大好きです。いつも大好きな犬にやさしく接してあげることのできる仕事がしたいと思い、トリマーになることを決心しました。トリミングだけでなく、グルーミングのすべてを犬が安心して許してくれるよう、私は犬とのコミュニケーションを大切にします。また、飼い主の方ともコミュニケーションを密にして、信頼されてすべてを任せていただけるようになりたいと思います。犬と飼い主の方の両方にご満足いただけるようがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。