市役所の志望動機(その2)

市役所の志望動機(その2)
市役所職員は、総務・財務・人事関係と企画・行財政改革などのような市の組織の運営・管理に当たる部署を除けば、後はすべて住民サービスの提供がその職務です。住民サービスの中でも、下水道・道路・公園などは住民との接触が比較的少ない方だと思われますが、戸籍・印鑑登録関係を担当する市民課や税金・社会保険・福祉・保健衛生などの部署では、窓口業務を中心として住民に直接応対する業務が大半を占めています。市役所職員の仕事は、事務作業が中心になるとは言え、まるで接客業のような側面を併せもっています。
市役所の窓口業務の質が問われる時代ですから、接客応対が苦手という人には向かない職場かもしれません。しかし、逆に不特定多数の人を相手にしたコミュニケーションが大好きという人には、毎日退屈している暇のない楽しい職場であり、自分が一番輝いていられる場所と言えそうです。志望動機としては、市役所業務や自分の将来に対するビジョンなどより、外向的で社交的な部分を屈託なくアピールするようにすると、好感度が上がりそうです。

市役所職員志望の場合

東日本大震災が発生して以来、そのテレビ報道に毎日釘付けとなり、被害の凄まじさに目を奪われていましたが、そのうち、地元の自治体、とりわけ市町村役場の存在が、住民の生活にとってどれほど重要なものであるかということを再認識させられました。住民の日々の暮らしを支え、安心と幸福のサポートを提供する仕事は、一生を懸けるに値する崇高な職務だと思い、市の職員になる決心をした次第です。市役所の仕事は住民の方々と直接に接する機会が多いと思いますが、幸いなことに私は、入学以来、アルバイトは接客の仕事ばかりをこなしてきました。今では、初対面のお客様の気持ちも理解できるようになったと自負しております。自分のこの長所を活かして社会貢献につながる仕事をしたいというのが、現在の私の気持ちです。