人材コーディネーターの志望動機の例文と書き方

人材コーディネーターの志望動機の例文と書き方
人材コーディネーターとは、派遣会社で派遣志望者の登録業務を担当する社員のことです。登録業務を専門に担当している場合と、営業職を兼ねている場合の二通りがあり、派遣会社によって異なります。いずれにしても、派遣志望者の希望を理解して派遣先の選択や志望者へのアドバイスに当たります。営業職を兼務している場合は、顧客に対して志望者の紹介・売込みも行い、採用された志望者に対しては就業状況のチェックとサポートを行います。
大手人材派遣会社の場合は、一般に、人材コーディネーターと営業職がはっきりと分かれていおり、人材コーディネーターは派遣志望者に対する責任のみを負うことになります。他方、人材コーディネーターが営業職を兼務している場合は、派遣希望者と顧客の企業・団体などの両方に対して責任があります。従って、性格の異なる派遣会社では志望動機の書き方も異なってきますが、ここでは人材コーディネーターが営業職を兼務している場合について例文を紹介します。
志望動機の書き方は、まず人材派遣業を希望する理由やその人材派遣会社を選択した理由を書き、さらに社員としての適性や仕事に対する熱意を書き添えておきましょう。

【人材コーディネーターの志望動機例文】

私は、派遣社員の労働市場におけるニーズと社会的重要性の高まりという労働問題の観点から、人材派遣業に関心を持つようになりました。そして、正規雇用者よりも立場の弱い派遣社員に対し、貴社が派遣先の選定のみならず、派遣後も手厚いサポートをしていらっしゃることに感銘を受け、貴社への就職を決心いたしました。私は、貴社のその方針に従って、求める人が適職に就くお手伝いをするだけでなく、派遣後も就業状態に気を配り、派遣社員の悩みや不安の解消と雇用主へのアドバイスをさせていただき、きめ細かな派遣業務を実践していきたいと思います。上司・先輩の皆様のご指導に従い、貴社の経営理念に基づく事業発展のお役に立てる社員となれますよう努力いたしますので、なにとぞご採用のほどお願い申し上げます。