車掌の志望動機の例文と書き方

車掌の志望動機の例文と書き方
車掌の志望動機では、会社の選択理由を具体的にに書いておきましょう。また、車掌は、列車を安全・正確に運行するための業務のほか、駅停車中や事故・車内の異常発生時などに乗客に直接応対しなければなりませんので、接客コミュニケーションへの関心・適性という点から志望動機を書いても良いでしょう。
●列車の車掌志望の場合①

私は、□□□沿線で生まれ育ち、貴社への親しみと憧憬の念を抱いてまいりましたので、鉄道会社に就職するのであれば貴社以外には考えられないと思い応募させていただきました。乗務員を希望しましたのは、混雑時に何千人もの乗客を乗せて列車を安全に運行し、しかも正確な発着時間で運行する乗務員の仕事を、とてもやりがいのある仕事と思ったからです。ただし、運転士への適性という点では自信が持てませんので、車掌の職務を志望いたしました。また、アルバイト経験から自分が接客応対の仕事に向いていると自覚しておりますので、その点でも自分には車掌がふさわしいと思っております。


●列車の車掌志望の場合②

2004年の新潟県中越地震において上越新幹線が脱線しながら一人の死傷者も出さなかったことに、私は当時、とても感動しました。貴社への就職を希望しましたのも、その優れた技術力に深い感銘を受けたためです。また、被害に遭った上越新幹線からすべての乗客が安全・迅速に避難できましたことも、注目に値する出来事でした。その誘導に当たった乗務員の方々の勇気ある適切な対応を思うと、さらに深い感銘を受けずにはいられませんでした。私が列車の乗務員という職種に関心を持つようになったのは、それ以来のことです。あいにく私は、繊細な運転技術を必要とする運転士には向いていないように思いますが、車掌であれば努力次第で勤まると思い、思い切って応募させていただきました。